結論から先に言うと
測量士補試験の合格発表は、国土地理院の公式サイトに受験番号が掲載される形で行われます。2027年(令和9年)は、試験が5月16日(日)、合格発表が6月24日(木)ごろになる見込みです。過去5年の試験日がすべて「5月の第3日曜日」、直近3年の発表がすべて「試験の39日後の木曜日」だったことからの推定で、公式発表ではありません(受験案内は例年12月中旬に公開されます)。発表を待つ間にやきもきしている人も、結果が出て次の一手を考え始めた人も、この記事で流れを確認したら、学習計画の見直しには通信講座の比較ページも参考にしてみてください。
測量士(上位資格)の合格発表を探している方へ: 測量士は測量士補と発表日が別で、令和8年は7月9日(木)でした。測量士の日程と2027年の見込みは測量士の試験日・合格発表の記事にまとめています。この記事は測量士補の発表を扱います。
測量士補試験を受け終わったあと、「結果はいつ、どこで分かるんだろう」と検索する人は多いと思います。自己採点である程度の手応えは掴めても、公式な合否が出るまでは落ち着かないものです。この記事では、国土地理院が公表している過去の合格発表実績を編集部が一つひとつ確認し、発表の時期・確認方法・発表後にすべきことまで、一次情報ベースでまとめています。試験制度そのものの詳しい解説は別記事「測量士補とは?受験資格・試験概要 完全ガイド」に譲り、ここでは「合格発表」というテーマに絞って書いています。
本記事の情報について
本記事は2026年9月24日時点で、国土地理院公式サイトに掲載されている過去の合格発表ページ(令和4年〜令和8年分)を編集部が実際に確認して作成しています。次年度(令和9年)の具体的な発表日はまだ公表されていないため、2027年の日付は「過去の実績から見た推定」として書いています。受験案内が公開されたら、公式の日付に差し替えます。最新の発表日は、必ず国土地理院公式サイトでご確認ください。
1. 測量士補の合格発表はいつ?2027年の予想と過去5年の実績
まず、編集部が国土地理院の公式発表ページで確認できた、直近5年分の試験日と合格発表日を並べてみます。
| 実施年度 | 試験日 | 合格発表日 | 試験日からの日数 |
|---|---|---|---|
| 令和8年(2026) | 5月17日(日) | 6月25日(木)午前9時 | 39日 |
| 令和7年(2025) | 5月18日(日) | 6月26日(木)午前9時 | 39日 |
| 令和6年(2024) | 5月19日(日) | 6月27日(木) | 39日 |
| 令和5年(2023) | 5月21日(日) | 7月11日(火)午前9時 | 51日 |
| 令和4年(2022) | 5月15日(日) | 7月5日(火) | 51日 |
こうして並べてみると、面白いことが分かります。令和4年・令和5年は試験日から51日後(7月上旬〜中旬)の発表でしたが、令和6年以降は39日後(6月下旬)と、発表までの期間が2週間近く短縮されているのです。曜日も火曜日から木曜日に変わっていて、直近3年間(令和6年〜令和8年)は「試験日の約5.5週間後の木曜日」で揃っています。なぜ早まったのか、国土地理院は理由を公表していないので編集部として断定はできませんが、事務処理の効率化が進んだ可能性はありそうです。
2027年(令和9年)の合格発表日の予想
この規則性をもう一歩進めると、2027年の日付もかなり絞り込めます。手がかりは2つあります。
1つは試験日です。上の5年分を暦と照らし合わせると、試験日はすべて「5月の第3日曜日」でした。2027年の5月第3日曜日は5月16日です。
もう1つは発表日で、直近3年はすべて「試験の39日後の木曜日」でした。5月16日の39日後は6月24日で、これも木曜日に当たります。
| 項目 | 2027年(令和9年)の予想 | 根拠 |
|---|---|---|
| 試験日 | 5月16日(日) | 過去5年すべて5月の第3日曜日 |
| 合格発表日 | 6月24日(木)ごろ | 直近3年すべて試験の39日後・木曜日 |
ここで大事なのは、これは過去実績から逆算した推定であって、次年度以降も同じペースが続くと保証されたものではないという点です。令和4年・令和5年のように51日後(7月上旬〜中旬)に戻る可能性もゼロではありません。令和9年(2027年)試験の日程は、本記事執筆時点(2026年9月)ではまだ公表されていません。受験案内が公開されたら、本記事の日付も公式のものに差し替えます。試験日程・受験案内は例年12月中旬ごろに公開されるので、詳しい試験概要は測量士補の試験概要をまとめたガイドであわせて確認しておくと、申込みから発表まで一通りの流れがつかめるはずです。
測量士の発表は測量士補と別の日になります。日程と予想は冒頭で案内した測量士の合格発表の記事で整理しています。
2. 合格発表はどこで確認できる?3つの確認方法
国土地理院の公式情報によると、合格発表は主に次の3つの方法で行われます。
まず一番早いのが、国土地理院公式サイトへの受験番号掲載です。合格者の受験番号が、発表日から1か月間ウェブサイト上に掲載されます。手元の受験票に書かれている自分の受験番号と照らし合わせれば、その場で合否が分かる仕組みです。
次に、発表日に合わせて全受験者へ合否通知書が郵送されます。これは合格者・不合格者を問わず全員に届くもので、ウェブサイトで先に確認していても、後日改めて書面で結果が手元に届く形になります。
そしてもうひとつ、国土地理院本院(つくば市)、各地方測量部、沖縄支所の窓口では、合格者名簿によって受験番号と氏名が公告されます。わざわざ足を運んで確認する人は今どき少ないと思いますが、こうした窓口掲示も制度上は用意されているようです。
現実的には、公式サイトでの受験番号確認が最も早くて手軽な方法になるでしょう。発表日の午前9時にサイトが更新される年が続いているので、当日の朝はそのタイミングを意識しておくとよさそうです。
3. 合格発表当日の流れと合格証書
過去の発表実績を見る限り、発表時刻は午前9時に固定されているケースが多く、この時刻に国土地理院公式サイトの合格者一覧ページが更新される流れのようです。自分の受験番号があれば合格、なければ不合格という、シンプルな確認方法です。
合格証書については、国土地理院のQ&Aに「合格者については、ホームページに受験番号を合格発表日から1か月間掲載するとともに、合格証書を送付します」と説明されています。つまり、合格発表とほぼ同じタイミングで、合格証書が郵送される流れだと考えられます。ただし、ここで注意したいのは、合格証書が届いたからといって、それだけで「測量士補」を名乗れるわけではないという点です。国土地理院のQ&Aには「測量士(測量士補)試験に合格しただけでは、業務を行うことはできません。国土地理院が保有する名簿に登録されることにより初めて測量士(測量士補)となります」と明記されています。合格と登録は別の手続きだという点は、意外と見落とされがちなので覚えておいてください。登録の具体的な流れは、この記事の後半と、登録までの流れを図にした基礎ガイドで解説しています。
4. 合格発表を待つ間にできること
発表を待っている数週間、手持ち無沙汰に過ごすのはもったいないと個人的には思います。自己採点をしてみるのも一つの手です。測量士補試験は700点満点、1問25点の均等配点で、450点以上が合格基準という絶対評価なので、解答速報が出ていれば大まかな得点は自分で計算できます。解答速報がいつどこで出るのか、国土地理院の公式の正解とどう使い分けるかといった自己採点の手順は、解答速報と自己採点のやり方をまとめた記事で詳しく解説しています。
あわせて、今年の試験がどのくらいの難易度だったのか、過去の合格率の波と照らし合わせて眺めてみるのもおすすめです。編集部が国土地理院の発表データをもとに整理した「測量士補の難易度は?合格率8年推移・合格点・勉強時間の目安」では、直近8年間の合格率が30%台〜50%台の間で大きく変動してきたことをまとめています。結果を待つ間の気晴らしついでに、目を通してみてください。
合格していた場合に次のステップとして何を目指すか、今のうちに考えておくのもよいでしょう。測量業界での実務経験を積む道もあれば、不動産の仕入れ営業のように、測量士補の知識を土地の境界・越境・私道持分の判断に活かす道もあります。この切り口については、監修者・境さんの実務目線でまとめた「測量士補の知識は不動産の仕入れ営業にどう活きる?」で具体的に紹介しているので、興味があれば読んでみてください。
5. もし不合格だった場合、次にできること
結果が思うようにいかなかった場合でも、測量士補試験には受験回数の制限がありません。毎年1回実施される試験に、合格するまで何度でも挑戦できます。ここで大事なのは、「なぜ届かなかったのか」を振り返ることだと思います。
計算問題(測地測量・応用測量分野)で失点が多かったのか、それとも法規や測図測量のような暗記系の分野が甘かったのか。原因によって、次にやるべき対策は変わってきます。独学で進めてきて特定分野の苦手が抜けなかった人は、体系的にカバーしてくれる通信講座を検討するタイミングかもしれません。独学と講座、それぞれのメリット・デメリットについては別記事「測量士補は独学で合格できる?勉強法とスケジュール」で詳しく比較しているので、一度目を通しておくと判断材料になるはずです。
翌年の試験に向けては、失点した分野を解説付きの過去問集で潰していくか、講座で弱点分野を体系的に埋めるかを早めに決めておくと、次の学習を無駄なく始められます。
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6. 合格後の手続き ― 登録しないと「測量士補」を名乗れない
繰り返しになりますが、試験に合格しただけでは測量士補として業務にあたることはできません。国土地理院が保有する名簿に登録されて、初めて正式に測量士補となります。登録申請には「登録申請書」に測量士補となる資格を証する書類(合格証書等)を添えて、国土地理院へ提出する必要があります。申請方法は書面のほか、e-Gov電子申請システムを使った電子申請にも対応しています。
登録申請書が受理されてから名簿に登録されるまでの標準的な処理期間は、土日祝日を除いて50日間とされています。合格発表からすぐに測量士補として活動できるわけではなく、登録手続きの分だけタイムラグがある、という点は頭に入れておいたほうがよさそうです。受験資格・試験概要・登録の必要性については、別記事「測量士補とは?受験資格・試験概要 完全ガイド」の該当セクションでフローチャート付きでまとめているので、詳しくはそちらをご覧ください。申請書類・登録免許税・郵送や電子申請の手順は測量士補の登録のしかたで一つずつ確認できます。
監修者・境さんのコメント
「仕入れの仕事でも、稟議を出したあと承認が下りるまでは妙に落ち着かないものです。試験の結果待ちも、たぶんそれに近い感覚なんだろうと思います。特に自己採点が配点ギリギリのラインだと、発表までずっとモヤモヤするはずです。今回この記事を書くために国土地理院の発表実績を年度ごとに並べてみたんですが、『令和6年から発表が早まっている』ことに気づけたのは、自分としても収穫でした。結果がどうであれ、次に何をするかは今のうちに考えておこうと思います。」
7. よくある質問
Q. 測量士補試験の合格発表はいつですか?
A. 過去5年の実績では、試験日(例年5月中旬の日曜日)から5〜7週間後、6月下旬〜7月中旬に発表されています。直近3年(令和6年〜令和8年)は試験日から39日後の木曜日午前9時で揃っています。この規則性どおりなら、2027年(令和9年)は6月24日(木)ごろの見込みです。ただしこれは過去実績にもとづく推定であり、次年度の発表日は国土地理院の公式発表を必ず確認してください。
Q. 合格発表はどこで確認できますか?
A. 最も早いのは国土地理院公式サイトに掲載される合格者の受験番号一覧です。発表日から1か月間掲載されます。あわせて全受験者へ合否通知書が郵送されるほか、国土地理院本院・各地方測量部・沖縄支所の窓口でも合格者名簿が公告されます。
Q. 合格証書はいつ届きますか?
A. 国土地理院のQ&Aによると、合格発表とあわせて合格証書が送付されるとされています。届くまでの具体的な郵送日数は公表されていないため、発表日から数日〜数週間は余裕を見ておくとよいでしょう。
Q. 合格発表を確認したら、すぐに測量士補として働けますか?
A. いいえ。試験合格はあくまで資格要件を満たした段階で、国土地理院の名簿に登録されて初めて正式に測量士補となります。登録申請から登録完了までの標準処理期間は土日祝を除いて50日間とされています。
Q. 不合格だった場合、来年まで待つしかないですか?
A. 測量士補試験は年1回の実施で、受験回数の制限はありません。来年また挑戦できます。苦手分野が明確な人は、独学の続行か講座の活用か、この機会に学習方法を見直してみるのもおすすめです。
8. まとめ
測量士補試験の合格発表は、国土地理院公式サイトへの受験番号掲載を中心に、合否通知書の郵送・窓口での公告という3つの方法で行われます。過去5年の実績では試験日から5〜7週間後、直近3年は39日後の木曜日午前9時というパターンが続いていますが、あくまで過去実績にもとづく目安であり、正式な日程は国土地理院の公式発表で確認してください。
合格していれば、次は登録手続きと、その先のキャリアを考える段階です。もし思うような結果でなくても、受験回数に制限はありません。どちらの結果であっても、学習計画を見直すタイミングとしては良い機会だと思います。迷ったときは、通信講座の比較ページで各社のカリキュラムと価格を見比べてみてください。
出典・参考情報(2026年9月24日確認)
- 国土地理院「令和8年測量士補試験の合格者を発表」(試験日5月17日、合格発表6月25日(木)午前9時、受験者数12,269名、合格者数5,447名、合格率44.4%)
- 国土地理院「令和7年測量士補試験の合格者を発表」(試験日5月18日、合格発表6月26日(木)午前9時、受験者数13,363名、合格者数6,837名、合格率51.2%)
- 国土地理院「令和6年測量士・測量士補試験の合格者を発表」(試験日5月19日、合格発表6月27日(木)、受験者数13,633名、合格者数4,276名、合格率31.4%)
- 国土地理院「令和5年測量士・測量士補試験の合格者を発表」(試験日5月21日、合格発表7月11日(火)午前9時、受験者数13,480名、合格者数4,342名、合格率32.2%)
- 国土地理院「令和4年測量士・測量士補試験の合格者を発表」(試験日5月15日、合格発表7月5日(火)、合格者数5,540名)
- 国土地理院「試験及び登録に関するQ&A」(合格発表の方法、合格証書の送付、登録の必要性)
- 国土地理院「測量士及び測量士補登録に関する案内」(登録申請の必要書類・標準処理期間)
- 国土地理院「令和8年測量士・測量士補試験受験案内」PDF(配点・合格基準)
※合格発表の日程・確認方法は年度により変更される場合があります。最新情報は必ず国土地理院公式サイトでご確認ください。







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